2008年5月27日〜2008年6月13日　中欧紀行　前編その4

2008年5月31日　 昨日は早く寝て、今日はがんばって4時45分起床です。顔を洗っている時に久々に鼻血が出ました。そのためちょっと出遅れましたが、プラハ中央駅へ向かい、ドイツ、ドレスデンへ出発！ 今回の旅行は写真をクリックすると別ウィンドウで大きい写真が見れる仕様になっていますのでどうぞ

6時半過ぎ、EC178ベルリン行きは定刻より10分程送れて発車。ブルートレインに乗った事のある方はそれに似ているので分かると思いますが、コンパートメントといって車両の端に通路があり、その横に6人くらいの個室が並んでいる構造です。車両は恐らくドイツ持ちのもので、さすが鉄道先進国だけあって快適です。

山間の渓谷美に恍惚としながら、あっさりと国境を通過。それと同時に車内放送がドイツ語になり、英語も気持ち上手になった感じです。

予定より10分程遅れましたが9時前に順調にドレスデンに到着。駅前のトラム乗り場で1日乗車券を買って、エルベ川の方へ。エルベ川を渡る時に今回ドレスデンに行った目的である蚤の市が見えたので、渡ってすぐの電停で降ります。

何この未来的な建物は！ドレスデンは戦争で一夜にして街が灰燼と化してしまったそうで、今なお歴史的な建物の復旧工事が行われているのですが、その一方で団地などは東ドイツ時代に建てられたのか未来的な雰囲気で、殺伐とした物哀しさとでも言うようなものが漂う。このアーバンレクイエムの中を一人歩くわたくし、旅情が沸き上がってきたぜ。

そんな事を妄想しながらエルベ川の蚤の市に到着、まず腹ごしらえに屋台でポテトサラダとウインナーのセットを。食べごたえがあってうまいっ！そしてその後に食べたアイスもうまいっ！で肝心の蚤の市ですが思った程いいのがなく、ちょっとだけボタンを買ったくらい。ハンガリーに期待するか。ただこのボタンを売ってた婆さんですが霧吹きを持参して顔や胸元に噴射するという蒸発熱の原理をうまく利用したアイデア、だてに長生きしちゃいませんねという事で日本に帰ってから夏自転車乗る時に真似させて頂きました。

せっかくドレスデンくんだりまで来たのでツヴィンガー宮殿などを見物します。 ツヴィンガー宮殿の近くでは路上演奏をやっている人が何人かいましたが、小4くらいの少年がどうみても学校帰りに歩きながら吹くレベルでリコーダーを吹いている。飽きてきたのか途中からテンポが速まったりしているのに、お金を入れて行く人がいるもんだから調子に乗っているのでしょうか？世間は甘くない。もっとまじめにやろうぜ！

暑くてのどが焼き付きを起こしそうになる。駅へ戻ってジュース一気飲み！

14時過ぎの列車でプラハへ戻り、またTESCOへ。わたくし実はスモークサーモンが大好きなんですが、スモークサーモンと思って買ったのが実はめちゃくちゃ塩辛い塩漬けだったのでとてもショックでした。だいぶ疲労がたまっていたのか、20時頃には寝てしまいました。

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