2007年12月31日〜2008年1月6日 ポルトガル旅行 その5

 2008年1月3日

この日はリスボンからバスで2時間弱、エヴォラに向かいます。
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アレンテージョ地方ののどかな眺めを見ながら、バスに揺られます。途中雨が降ったので、虹も見えました。
エヴォラの街は、バスターミナルから10分くらい歩いた所の門から入ります。ガイドブックにはタクシーで10分と書いてありましたが、一応バスターミナルの人に聞いてよかったです。あまりタクシーに乗る意味のない距離です。
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迷路のような路地を抜け、まずはカテドラル(大聖堂)へ。
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1584年、天正遣欧少年使節団の、伊東マンショ、千々石ミゲル、原マルチノ、中浦ジュリアン、バッテン荒川も、ここを訪れたそうです。あら、余計な方を一人入れてしまいましたね。
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黄色のガラスがはめ込まれた窓からぼわんと光が散乱している。なぜか厳かな気持ちになり、懐かしさがこみ上げてくる。
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なぜかどこに行っても道を尋ねられるわたくしですが、外国人のカップルがそのときしゃべりかけてきたので、これはもしやついに、か、海外でも道をわたくしに聞いてくるのか?と思いながらこの先に何があるのかというようなことを言っているように聞こえたので、ただ展示があるだけと片言の英語でしゃべっていました。がどうも向こうが納得せず、ちがう、ちがう、みたいに言うので良く聞くと、「あなたは屋上に上がってないでしょう。あっちのドアから屋上に上がれるのですよ。上がればすばらしい景色が見えますから是非お上がんなさい。ただそれが言いたかっただけなのさ。」ということをわざわざ私に教えてくれていたのでした。今までいろいろな人に道を教えてきたのが報われたのか、ついに自ら聞かずとも勝手に人から道を教えてもらえるという境地に、わたくしは到達してしまったのです。
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ということで屋上に上がったのですが、今思った事が傲慢だったため罰が当たったのか、またたく間に大気の状態が不安定になって発達した雨雲が発生し、写真をちょっと撮っただけで退散しました。寝っ転がりたかったなあ。
気を取り直してこの日はポルトガルの天候にも慣れてきたので、「雨→しゃれ込み」という計画通り、ランチとしゃれ込みました。
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お店の表の看板にエビリゾットのような写真があったのでウエイトレスのおばさんにわざわざ表まで写真を確認してもらって頼んだのが左の写真。実はお米ではなく、パンを汁に浸したパン粥と言うのでしょうか?まずくはないのですが、かなり腹が膨れるので残念ながら少し残してしまいました。と言いつつもデザートはしっかり食べます。フルーツポンチのようなものです。ここのウエイトレスのおばさんもきびきびと良く動いていて気持ちがよかったです。ふっ。
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ディアナ神殿、なんと2〜3世紀に作られた古代ローマの遺跡です。土台と柱しか残っていませんが、圧倒的な存在感です。
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真っ白な壁と青空、ウィズ檸檬の木。日頃のうっぷんよ、からりと蒸発しちまえ!
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