2007年12月31日〜2008年1月6日 ポルトガル旅行 その2

ノッサ・セニョーラ・ダ・グラサ教会では礼拝が行われていました。流れるパイプオルガンの賛美歌に、感極まって大声で歌い出す老母。
それからどのくらい歩いたのでしょう。丘を下りテージョ川のほとりを歩き気がつくとサンタ・アポローニア駅の近くまで来ているではありませんか。
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ベスパもちょこちょこ見かけます。程よくやれたPX(左)と、PK(右)。石畳が似合っていますね。
にわかに空腹をおぼえ、途中で一眼レフを持った人に金がないからこのカメラ買ってくれみたいな事を言われながらも、ようやく開いているレストランがぼちぼち出てきたのでお昼ご飯としゃれこむか、ふっ。ということでシュラスコ屋みたいな所に入りました。しかし食べる事に集中していたため写真は撮っていません。
満ち足りた所でさらに歩き朝行ったロッシオ広場まで戻って地下鉄の駅に降りてみますと、あっさりと市内の一日乗車券が買えてしまいました。ギア抜けした様な気分です。
それで地下鉄で明日行く下見にバスターミナルへ行ってみたりしてまた市街地へ戻ってきてサンタジュスタのエレベータというのに乗ってみる事にしました。
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エレベータといっても建物の中にあるのではなく丘になっている所の高い土地と低い土地を結ぶためのものです。朝通りかかった時にはガラガラだったのに結構な行列ができていました。
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エレベータの上は展望台になっていて市街が一望できます。左に見えるのがロッシオ広場。

その後は一日乗車券を手に入れた事もあってケーブルカーや路面電車、地下鉄などこれでもかというくらい市内交通に乗りまくり市街地観光をしました。

その内の一つ、ビカのケーブルカーです。
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やがて夜の帳も下りてきたので晩ご飯としゃれ込むか、ふっ。という事で出てきたらすぐに食べてしまうので食べかけの写真ばかりですが
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まず手始めにアレンテージョ風チキンスープ。
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メインはまるまると太って脂ののったサーモンの塩焼き。
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滞在中はかっこ付けてワインを飲みました。これはアレンテージョワイン。
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そしてデザートは欲張っちまって2つも食べちまいました。焼きりんごと、わたくしの好きな固めのプリン。やっぱりプディングはしっかり固まってないと。

こうして胃の圧縮比を高めたわたくしは、宿へと戻り、ステアリングダンパーに吸収されるハンドルのぶれのように意識が夢の中へと吸収されてゆく・・・
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