2007年12月31日〜2008年1月6日 ポルトガル旅行 その1

 2007年12月31日

待ちに待った初、海外一人旅の行き先をその昔〜異国への玄関口九州〜からかすてら、こんぺいとう、丸ぼうろ、キリスト教、鉄砲など衝撃的な南蛮文化を伝えたポルトガルに決定しましたのは、ちょうど一年前に長崎へと赴いた時既に念頭にあったからでしょうか。

理由はともかくもエールフランスにてシャルルドゴール空港にて乗り換えつつ、現地時間12月31日の22時頃にリスボンへと無事到着しました。機内食は満足いくもので夜食にハーゲンダッツが出た事もアイスソムリエのわたくしとしては高評価です。
まず一番最初に不安だったのがホテルまでのタクシーでしたがメーターをガン見していた効果があったのか10ユーロと適正料金でホテルに着きました。飛行機の疲れもあり24時前には意識が急制動をかけ停止してゆく・・・


 2008年1月1日

どのくらい眠ってしまったでしょうか、まだ暗いうちから起きて風呂など入って7時40分くらいになると、東の空が白みはじめ、やがて雲の端の1点がオレンジ色に光りはじめたかと思うと、その光がまず雲の端を左右に広がっていく。
突如静寂を打ち破って教会の鐘が鳴る。
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ようやく、日が昇ってきまして!2008年の、初日の出。日出づる国日本に思いをはせ、めでたく新年を迎える事ができました。

固くて味気ないけれどもおいしいパンの朝食を頂いて、街へと出てみました。
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泊まったホテルは街の中心からは離れていますが20分も歩けば中心に出る事ができます。左上の写真の建物がホテルのある建物です。ホテルというか少し値段の安いペンサォンですけど、設備は十分でしたよ。ちょっとこの日は曇っていました。まあケッペンの気候区分でCs地中海性気候ですから冬に降水が多い事は覚悟の上です。
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アズレージョという壁のタイル装飾がかわいらしいですね。
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ケーブルカーのグロリア線が見えてくると、間もなくロッシオ広場でございますー。
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こちらはコメルシオ広場。何かひっそりしてますよね。実は元旦は一応休日のため、店などは閉まっている所が多く、i(観光案内所)まで閉まっていたのです。わたくしがここまで歩いてきたのはただかっこ付けて異国の地を一人歩く孤独な旅人を演じるためではなく、小銭がなく、切符を売っている場所も開いてなかったからです。切符は後で地下鉄の駅に入ると難なく買えたのですが。
この時点では切符をまだ入手できていないのでさらに歩きます。
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少し小高い丘になっている、アルファマという地区まで来ました。ちょっと歩き疲れたわたくしを横目に路面電車が急勾配をぐんぐん登っていきます。

サンタ・ルジア展望台に着くと、教会の鐘が鳴り出しました。曲はジングルベルですね。

サン・ジョルジェ城というお城に入る事にしました。なんとこの日は入城料が無料だったため、お金をこまめたいわたくしの野望はまたしても打ち砕かれました。
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お城の中はこんな感じでした。
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お城からの眺め。見渡す限り赤茶色の屋根の建物が広がっている。
それからお城を出たわたくしですが小心者のためお土産屋の人にお金をこまめてくれともいえず、かといって欲しいお土産もなく・・・よってまだまだ歩きます!
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