2007年12月31日〜2008年1月6日 ポルトガル旅行 その8(完結)

発見のモニュメントを出ると、11時半くらいになっていたので、お昼時で混む前に、パシュテイシュ・デ・ベレンに向かいます。パステル・デ・ナタとチョコマフィンみたいなのと、ビカというエスプレッソを頼んで、本場ポルトガル風にスタンドで立ち食いとしゃれ込み!ふうーっ!
パステル・デ・ナタはカスタードクリームが乗ったタルトみたいなのですが外側はパイ生地でさくさく!クリームは濃厚ながらもしっとりなめらか(決してとろふわではない適度な固さ)!そりゃ、行列もできる訳です。ビカはおちょこみたいな小さなカップに入ったのをクイクイッと二口くらいで飲み干すのが現地スタイル。あまりのうまさに写真は撮り忘れけり!
ポルトガルのスイーツ、かなりわたくしのツボにはまります。

さ、て、と、満ち足りたにやけ顔でジェロニモス修道院へ。
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この修道院は外も内も彫刻がびっしり。こういう所にいく時はオペラグラスを持っていくのがオススメです。わたくしのは雑誌の付録の紙でできた簡易なものですがかなり役立ちました。
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考えてみると現代でここまで凝りに凝った建物をつくる事ってあまりないですね。宗教法人の財力はケタが違います。
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んあーーっぺっぺっぺっぺっぺっぺっぺっぺっぺっぺっぺっぺっぺっぺっぺっぺっぺっぺっぺ
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ジェロニモス修道院の前の道をダカールラリー自走組が次々と到着します。到着するたびに周りのギャラリーから拍手がわき起こり、大歓迎ムードです。
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次はベレンの塔に向かったのですが途中ぬかるみにはまって脱出できなくなっているBMW(四輪)がいました。ちょうど通りかかったスペイン人の家族連れと、わたくしとで、uno!、dos!、tres!のかけ声で、ウーーンッと車を押して、脱出成功!「オーケー!グラシアス!アディオス!」と、車の主もスペイン人でした。
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ベレンの塔を出てバス停まで歩いているとまだまだラリー参加車たちは石畳の道を走ってきます。4ストの粘りっこいエキゾーストノートでバイクはすぐにそれと分かります。
とその時バイクのエンジンの回転数が急激に上がる!横断歩道で待っている幼稚園児たちの集団がわーーっと歓声を上げる!
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写真のバイクが片輪しか接地していないのが分かるでしょうか?白いバイクがフロントを持ち上げた様は、まるで白馬がいななくかのよう!子どもたちのために、ライダーがウィリーを見せてくれたのでした!思わず鳥肌が立ちました!ラリー選手たちはやはりショウマンとしてのサービス精神があり他にもカメラを向けると手を挙げてくれたりしました。やっぱり祭典って、いいものです!
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この日リスボンで見た、ベスパたちです。左はPのウインカー無し仕様(後ろにET4も写っていますね)、右はPX(多分FL2)です。
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バイシャ地区に戻ってお土産を買ったりした後、またアルファマ地区へ行って夜景を見納めてきました。
ディナーは肉が食べたかったのでレストランでステーキとソーセージと水、としゃれ込みました。ポルトガル料理もこれで食べ納めかー。素材の味を生かしたシンプルな味付けが最高だったぜー。ふーっ。と今日はノンアルコールの予定でしたがつきだしに大体いつも出てくるぷるぷるしたチーズがうまいんだから。もう。ワインをまた飲んでしまいました。

 2008年1月5日

朝5時半にチェックアウト。フロントの黒人の兄さんがまた来てくれよと、最後にわたくしの名前を不思議そうに呼んでくれた。500年くらい前にわたくしの先祖が出会ったかもしれない遠い遠いポルトガルの人。わたくしたちの言葉の中に今も残っているポルトガルの言葉。初めて訪れたのに懐かしくて温かかったポルトガル、また行きたいです。

最後まで、この長い旅行記を読んで下さって、ありがとうございました。
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今回の旅行に使用したカメラはRollei35T、食べ物や室内の写真、一部のバイク、自動車などはデジカメです。

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